Foresight Newsによると、Qredoの共同設立者でCEOのアンソニー・フォイ氏は、投資家主導の経営陣交代に伴い同社から解任され、Qredoは事業を維持するための負債融資を確保した。QredoのCEOの地位は、48歳のQredo CFOダンカン・ペイン=シェリーが引き継いだ。フォイに加え、Qredoのジョシュ・グッドボディCOO(最高執行責任者)が退社し、後任として同社のベッキー・ミフスード最高人事責任者(HRO)が就任した。ここ数週間で、Qredoはまた2人の新しい取締役を任命した。元サザビーズ社長兼CEOのトーマス・シドニー・タッド・スミス・ジュニアと、10Tホールディングスと1RoundTableパートナーズの代表であるライサダ・バビン・ヴァイドだ。
一方、10Tホールディングスの共同設立者兼パートナーで、テンスクエアード・キャピタルの設立者兼マネージング・パートナーのスタン・ミロシュニック氏はQredoの取締役を退いた。2人の情報筋のうちの1人によると、同社は現在、10Tホールディングスが主導する取引で負債融資を確保しており、具体的な融資額は非公開だという。この情報筋によると、同社は当初、株式取引を受けたが、Qredoに新株発行を要求し、既存株主の所有権を希薄化させるという理由で断ったという。