暗号市場には、本当に多くのレイヤー2が必要なのだろうか？

著者：cygaar 出典：X, @0xCygaar 翻訳：Good Oba, ゴールデンファイナンス

なぜこれほど多くのL2（レイヤー2ソリューション）が登場しているのか？本当に別のチェーンが必要なのでしょうか？これはいつ終わるのでしょうか？

ここでは、なぜL2がまだ増えていくのか、そしてなぜこれが最終的にユーザーに正味でプラスの影響を与えることになるのかについて、あまり議論されてこなかった理由をいくつか紹介します。

技術的な実験

これはL2の最も興味深い側面の1つであり、L1とは本当に一線を画していると私は考えています。イーサにクリアしたL2は、状態遷移が有効であることをL1に証明できる限り、VMを好きなだけ変更することができます。現在、ほとんどのロールアップはEVMを使用し、ETH L1と同じエクスペリエンスを保とうとしている（しかし、より安く、より速く）。

しかし、他のプログラミング言語でコントラクトを書いたり、セキュリティを強化したり、プライバシーのために手数料を安くしたり、スループットを高くしたりするなど、さまざまな利点を提供する代替VMを使用するロールアップが増え始めています。例としては、@arbitrum Stylus、@movementlabsxyz、@aztecnetwork、いくつかのSVMロールアップなどがあります。

高性能ハードウェア上でEVMの限界を押し広げようとしているチームもあります。baseはすでにライブチェーンにその限界を加えています。megaeth_labsと@paradigmは、EVMのあらゆる側面を最適化する方法を研究する優れた研究を発表している。私は、EVMのロールアップ(MegaETH?)が年末までに驚くほどの高性能に達することを期待している。

カルチャーの拡張

この用語については、ヴィタリックの前回のブログ記事からコピーしたので、責任を取るつもりはありません。レイヤー2は、膨大なリソースとフィードバックループを持つサブカルチャーの出現を可能にし、現実の世界で効果的になるための学習と適応を強いる。"

成功したチェーンには、それぞれ独自のアイデンティティ／使用事例が構築されている。

技術革新の余地がたくさんあるように、L2にも文化革新の余地がたくさんあると私は信じている。コミュニティーの構築やエンドユーザーのためのエクスペリエンスのカスタマイズに過度に注力しているL2はほとんどない。

このことが意味すること

エンドユーザーが勝者となるでしょう。私たちは、より低い料金、より速いブロック時間、よりカスタマイズされたエクスペリエンスを見続けるでしょう。以前は標準的なEVMでは不可能だった、特定のVMのために構築されたアプリケーションが登場するでしょう。考えられるあらゆるコミュニティーのためにチェーンが構築されるでしょう。